先代の思いを継承する賃貸マンションづくり
■ 思いを受け継ぐ
この土地には美しい庭に昭和のモダンな小住宅が建っていました。
この家の主の思いが込められた庭を継承して、その地域になじむ賃貸マンションを計画しました。
■ 街並みとの調和
敷地周辺は都内とは思えないような静かでおだやかな住宅地です。
このようなしっとりとした街並みに、控えめでありながら存在感のある小ぶりな戸建て感覚のアパートメント(レジデンス)を造りたいと思いました。
一戸建ての街並みとの調和を考え、3階建ての大きな屋根を持つ形体としています。
街路側の景観も美しく見えるように、道路側に塀を設けることをやめ、チャボヒバの生垣を道路側に配植し、フェンスを家側に設けています。
この土地で生長してきた松の木をシンボルとして移植し、戸建て風の門構えとともに家並みを美しく整えたいと考えました。
information
所在地 | 東京都中野区鷺宮 |
竣工 | 2010年1月 |
構造 | 鉄骨造 |
規模 | 地上3階 |
延床面積 | 331.75㎡ |
建物用途 | 共同住宅 |
戸数 | 16戸、ガレージ16庫 |